

東日本大震災により被災された方、ご家族、関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
『ヴィア・グループでは長期にわたる被災者支援に取り組み続けます。』

今期で75期を迎える当社は、外食サービス事業に参入して10年となりました。その間、企業再生をコアとしたM&A戦略を軸に、既存業態の積極出店と新規業態の開発を進め、業績の拡大を進めてまいりました。
私どもの企業ミッションは、食を通じてお客様に幸せを感じていただくこと。その事業活動を通じて、お取引先様、従業員、そして地域の社会が豊かに幸せになることにあります。こうしたなか3月11日には、千年に一度ともいわれる大震災に見舞われ、今わが国は、未曾有の危機ともいえる状況にあります。おそらくこのことにより、豊かになった私たち日本人の生活行動様式が少しずつ変わっていくのではないでしょうか。その変化はライフスタイルの大きな変化へつながっていく可能性を秘めたものであるとも考えられます。私たちのミッションを果たすために大切なことは、お客様の変化の方向性を理解し、いかにして『新たな価値』を具現化するか。激変と激動の時にあって、多くの業態の世代交代が進行する、古くて新しいこの外食市場だからこそ、絶えず自己革新に挑戦する私たちヴィア・グループの成長機会も無限に生まれてくると考えています。
私どもの経営理念は、『心が響き合う価値の創造』です。新たな価値の創造には、誰もがやってこなかったことに着眼し、失敗を恐れず、諦めずに挑戦を続ける情熱が必要です。過去の延長線上には未来に向けた成長はありません。
ヴィア・グループは長期的なビジョンとして、売上高1000億円、店舗ネットワーク2000店舗を掲げ、一丸となって持続的な成長と企業価値の向上とそのための改革に取り組み、多くの皆様に支持されるライフスタイル創造型企業として、さらに発展していくことを目指してまいります。何とぞ一層のご高配を賜りますよう、お願い申し上げます。

大きな潮流変化が起きています。その変化の起点はまさに多極化し、同時多発的に重なり合うように連鎖しています。日常の暮らしにおいては、それぞれの価値観に基づくライフスタイルがより鮮明化し、あらゆる領域で従来のパラダイムが移行しつつあります。当然のことながら、ヴィア・グループもその例外ではありません。
こうしたなか、重要な企業姿勢は、いまある需要の減退や市場の縮小に対応することではなく、お客様にとっての新たな価値を見い出す構想力と、新たな市場を創り出していく行動力です。一方で、経営を取り巻く環境条件が厳しい今こそ、収益構造を強化する絶好のチャンスと捉え、確実に利益を収挙する体質へと自らを育て上げることも、並行して実現すべき重要な経営課題であります。
私たちヴィア・グループのコア事業である外食サービスは、新規参入のプレイヤーも多く、価格競争も激しい業界です。しかし、だからこそ、人財集団が持つカルチャーやマインド、あるいは技術や経験の蓄積などによって、提供する商品やサービスのクオリティに大きく差がつく事業でもあります。経営理念の具現化を掲げ、それぞれの目標にチャレンジし、全力を出し続けるなかで人財は育ち、その連続によって、次なる成長を約束する『業界トップの人財集団』になりえると、私は確信しています。
中期経営計画の達成に向けて、グループ・ノウハウの体系的な結集とともに、経営の理論と現場の知恵を融合し、「既存事業のバリューアップによる基礎収益力の向上」「本部機能の集中化による価値競争力の向上」「内部統制の推進によるマネジメント力の向上」の3つの基本戦略をさらに推し進めます。そして、広く地域社会の暮らしに貢献し存在感を高めていくために、これからもダイナミックかつ不断の経営革新を実践し、持続的な成長を目指してまいります。皆様方からの一層のご指導とご鞭撻を よろしくお願い申し上げます。